動物取扱責任者研修★
- 祐三子 吉年
- 2019年2月4日
- 読了時間: 2分

動物取扱責任者研修に行ってきました。
今年の研修内容は
1)人と動物の共通感染症
2) 動物の愛護及び管理に関する法律について
3) 人と動物の災害対策について
災害発生時における人と動物の対策は大変興味深く、災害の基本として
□自助:自分で自分の身を守る。
□共助:身近な人、地域の人と助け合う。
□公助:行政機関など公的機関が援助すること。が上げられました。
阪神淡路大震災でも災害直後は自助と共助が90%もの割合をしめたそうです。
まず飼主の対策として
★ペットの所有者明示とペット用避難用品や備蓄品の確保。
★災害時に必要となる日頃のしつけ。ケージやクレートなどに慣らしておく。
★不用意に吠えないことや人やほかの動物を怖がったり攻撃的にならない。
★トイレのしつけや各種ワクチン接種、寄生虫の予防と駆除。
などがあげられました。
また、大阪市で災害が発生した場合現状では、
◇ペットの同行避難の受入れは避難所による。
◇台風21号の時は、人命優先の為大阪市内の多くの避難所で同行避難は困難であった。
との報告がありました。災害時にはまず第一に人命が優先されます。
家族同然の大切なペットであっても、災害時には人と同様に扱われることはありません。
それを踏まえたうえで自助が本当に大切になってくるのです。
まずは準備。準備できるのものはしておく。
そのうえで同行避難が出来ない場合を想定しておくという事が大切ではないかと思います。
もしもの時、ペットをどうするのか。避難時に預けられる所を探しておいたり、車中避難を考慮して常時車の中に最低限の準備をしておくことなどまずは自分でできることを考えて災害に備えることが大切だと改めて考えさせられた研修でした。